呉服屋であるということ

日本の繊維小売業で一番繊細で丁寧なのは呉服屋でしょう
わが家も元々は呉服屋です。
取り扱いは激減していますが
今でも呉服屋と思っています。

品物の取り扱いの次元が違う
米国製カジュアルウェアでは少々ステッチなど乱れていてもクレームにならない場合があるが、呉服屋で1ミリのシミは大きなクレームになる
呉服屋の感覚で
仕入商品にクレームをつけたら逆にどこが悪いのかという返答だった。
梱包も呉服の場合はシワにならないように何重にも紙を使う
ダンボールではさみ、紐でしっかり止めそれから大きなダンボールに入れてその上にハトロン紙で包む。
輸入品屋は仕入れ先にもよるが高級品なのに放り込んだような梱包で届く時もあったりする。

呉服屋の丁寧で繊細な心構えを忘れずにやっているつもりだが
たまに雑になって失敗してしまう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です