子供服新聞紙立体裁断ワークショップ

S BRICKで立体裁断ワークショップ講師をやりました。
新聞紙をお子さんに直接ピンでとめパターンを作ります。

新聞紙立体裁断は恩師小池千枝先生がおすすめの方法
まさか自分が実践して、恐れ多くも人様に教えるようになるとは
昨年のクリスマス「COZYの蒼い日々原画展」同様に
夢の夢みたいなことが現実になりました。
生徒さんは最初は3組でしたが
2組になりました。

デザイン画を描いてもらって、それを形にしてゆきます。
写真はデザイン画を描いているところ
その後講師はてんてこ舞いでありました。

良い勉強をさせていただきました。

↓は見本に作った新聞紙トワル
一発でけっこう上手くできたのでホンマの少女服にします。

日常着からだんだんクチュールの方に惹かれるDans les secrets de fabrication des ateliers Dior haute couture

こういうのは興味の度合いが違ってくる
こういうのをやりたいから
あんな女ばかりの学校へ入ったのだし
どーにも捨てきれずに
無理とわかっていても
60過ぎてから作ってしまったのが青空洋服店

八刺しなんて何十年やっていないのに気付く
日常着からだんだんクチュールの方に惹かれる
そういえば春には
裏付の洋服を作ったのだった。

50年代ディオール時代のイブ・サンローラン

イブ・サンローランをくまなく時代別にボードを作っている人がいた。

サブボードはクロッキ−、バックステージ、モデル、ディテールとこれまた細かい分類がすごい。22,154もの膨大なピンで全部はまず一度には見られない。
気になるのだけチラチラッと見る。

Dior par Yves Saint Laurentといういくつかのボード

1951年のドレーピングドレスはイブの特徴の大きなボウをあしらわれている。素晴らしくエレガントでかつ前衛的だなぁと思った。

イブのミューズのルル・ドラファレーズ
若い頃の写真は思ったとおりで
すごく可愛い表情。

サイン・シャネル カール・ラガーフェルドのアトリエ

カールラガーフェルドが健在だった頃のシャネルオートクチュール
コレクション前夜のドキュメント映画

シャネルオートクチュールスタジオが
とても興味深く面白く昨年末は何回も観た
久しぶりにあの縫い子さんのシーンと思って
Amazonへ行ったが観られなくなっていた。

薬師寺のドレープ

聖観音さん、月光菩薩さん、日光菩薩さん、そして東塔水煙と
共通は全て衣のドレープが素晴らしく美しい
洋服制作をする者にとってはとても興味深く
勉強になります。
特に聖観音さんはシフォンのような薄物の衣をまとわれていますが
金属とは思えぬ美しいドレープ表現に魅入られます。

イブサンローランが気になります

リブゴーシュでなくオートクチュールです。

フレアやドレープや分量のバランスが良く
全体が何とも品がありエレガントです
当たり前といえば当たり前です。

イブサンローランといっても本人が生きていた時代で
イブサンローラン自身がデザインした作品に限ります。

シャネルはカールラガフェルドがデザインしているので品がありますが
今のサンローランは僕にはあまり好ましくありません。

恩師小池千枝先生と
イブサンローランとカールラガフェルドは
パリのオートクチュール専門学校サンディカで同級生です。

小池先生の講義では一番登場するデザイナーはイブサンローランと高田賢三でした
なぜかカールラガフェルドは一度も登場しなかった記憶があります。

課題でサンローランのテーラードジャケットを立体裁断で起こすというのがありましたが、とても難しく及第点をもらった学友は少なかったです。
1976年から1977年の文化服装学院ファッションデザイン科の想い出になりましたね。