薬師寺

大好きなのになんと43年ぶり
これはどういうことだろうか?
正倉院展へは何度か行っているので
東大寺、興福寺、新薬師寺は何度か訪れている
要するに日帰りの奈良行きだからである。
登大路、高畑へゆくと西ノ京や斑鳩までは行けない
一泊すると解決する簡単なことなのに
大好きな西ノ京は43年ぶりになってしまった。

43年前の薬師寺は東塔と再建された金堂と東院堂と鐘楼だけのだだ広い印象だった。
西塔は礎石だけがあった
実は西塔を拝見するのも初めてです。

43年の間に講堂、食堂、回廊が再建され
白鳳時代にはなかった玄奘三蔵院まで建てられていた。
自分の奈良離れ薬師寺離れを反省する。
43年前の1976年に金堂は再建されたので、当時は本当にピカピカだった
昨日はその煌びやかさが少し落ち着き43年の年月を感じた。

高田好胤さんが偉かったのでしょうが
薬師寺がとてもお金持ちのお寺という印象になった
元々が国家予算をつぎ込んで創建されたお寺ですから
本来の姿に戻ったのかもしれません。

奈良仏教彫刻の最高傑作薬師三尊は金堂が再建されるまでは仮設住宅みたいな粗末な建物に置かれたいたのですから。

桜がたくさんあったのに驚く。
薬師寺はこんなに花のお寺だったのか。



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