午後の来客

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話題色々

メインは洋服制作

音楽とオーディオの話題になって

伊東ゆかり
スピッツ
原田知世
マイルスデイビス
熊木杏里を聴いていただく。

こうやって見ると
なんとオーディオ優先なんだろう。

スピーカー位置が最重要
1センチきざみで位相調整したスピーカーの角度と位置
ヤマハCA-1000の放熱効果のためのラック棚の高さ


小口径フルレンジで女性ボーカルを
ピンポイント音像定位で聴くためのセッティング。

決してBGMを鳴らすオーディオではありません。

ニアフィールドでスピーカーと対峙して聴く緊張感のあるオーディオです。

日本語歌の感情表現を熱く語ってしまった。

こうした見るとガラガラみたいですが
実際にはそうでもないのです。
手前のケースはセーター満杯です。

ベタ置きのスパイラルホーン

最近はスパイラルホーンはベタ置きで左右を平行にしている。

左右スピーカーの間隔は290センチ

どこまで広くして中抜けがないかという挑戦。

CA1000はこの頃機嫌が良い。
CA1000の上部は空間を開けてある
A級動作で発熱が大きいので放熱のためです。
以前はアンプの上に洋服がかかっていた。
こうしてから音のヌケが良くなったように聴ける。

左には棚があるがこれも撤去する予定、
やっぱり平面バッフルでという願望がある。

8インチのフルレンジ
残りが少ないと思う人生と実感する昨今
好きなことを現実にしようと思っている。

JBLハークネス復活

一年前からQUADの不調で無音だったJBLハークネス
スピーカーケーブルを結線してQUAD44の電源を入れる。
ポンと調子の良いポップノイズ
これはひょうっとしてQUADは良くなってるのか?
と鳴らすと左右の音圧レベルもそろい
やや荒っぽい音ながら問題ない。

ヤレヤレとしばらく気分良く聴く。

ところが数分したら右が消え入るように音が出なくなった。
やはりQUADは病気の様子

仕方がないのでヤマハCA-1000 2号を店から2階へ持ってきた。

ベルデン8470を結線し直して

マイリファレンスのケルンを鳴らす。
さっきのQUADより格段にS/Nの良い音。

CA-1000らしい繊細で緻密な音
だが
QUADの彫りの深さとコクの様な感じがない。

カウントベイシーブラスセクションフルブロウを大音量で浴びるように聴く。
これはMarkAudioでは味わえぬJBLの醍醐味
久しぶりでうれしくなる。

夜になり
やっぱなんといってもゆかりさん!
「JBLハークネスゆかりさんナイト」であります。

ゆかりさんは聴いていてあまりの可愛い声に顔がほころぶ
ジャズではこうはならない。

ドルフィーとビルエバンスも聴きました。

まあまあ、全部気に入ってるわけではないですが
ともかくJBLハークネスが復活しました。

淡路島は音楽が盛ん

淡路島は音楽が盛ん
だけど、期待していったライブの音がひどいのが多い。

全てじゃないが
我が家のJBLはもちろん10センチフルレンジMarkAudioの方が音のバランスが良いと聴ける時が多い。
家でスピッツや伊東ゆかりを聴いてるほうがずっと良いかなと。

4月の「笑むライブ」は生ジャズピアノトリオを聴けて良かった。

いやなクセでオーディオ的聴き方をする。
スネアのリムショット、カツーンバシッという音の立ちあがりなど耳を立てる。
JBLハークネスと聴き比べをする。
なぜならJBLハークネスはトランジェントが良くて
ウッドベースやドラムが生と同じスケールで鳴るのです。

ジャズ喫茶ゆかり リアルモード

ジャズ喫茶ゆかり
WE平面バッフル8インチフルレンジでフリージャズは張り倒される大音量でパッカーンと鳴らし、
伊東ゆかりは小音量で眼前2メートルにピンポイント音像定位で空気感を体感して鳴らす。

最初、8インチフルレンジはヴィンテージJBLと想定してが、
ワイドレンジ高能率最新モダンユニットでも良いと思うようになってきた。

実際に店をリノベしてやりたい。皆様来店して頂けるかな?

ベルデン8470の交換

何年か前にハークネスの内部まで交換したベルデン8470ですが
昨年10月に拙宅にお越しいただいたT氏のご厚意で
本物のベルデン8470に交換しました。

スピーカーケーブルだけならバナナプラグのみで良いのだが
ハークネス内部ケーブルの交換となると
まずD130を外しバッフルを外す
バッフル片チャンネル16本のビスで止められている
LE175の端子にはバッフルを外さないと届かない。

バックロードホーンゆえにホーン内部にケーブルを這わす
とここまでは良いのだが
外部にケーブルを出すにはホーン開口手前に小さな穴がありそこからケーブルを出す。
ベルデン8470は撚りがかかったケーブルなのでこの撚りをもどしてストレートにしないと穴を通らない。
前回はこれがわかるまで2時間ほどホーンに頭を突っ込んでいた。

右のバッフルを外したところ

LE175はホーンの最初の板の穴に突っ込まれているだけ

当時の175DLHはホーン長が短く少しだけ長い2305を使っている
この方がオリジナルに近いからです。

ホーン内部

T氏の説明では本物のベルデン8470はレンジが広いとのこと
実はN1200は不調でD130のみの使用です。
驚いたことに高域が伸びD130一発でも高域の不足は感じられない。

近頃のオーディオ

その後ヤマハCA-1000は一台増えて二台になった
なぜなら最初のCA-1000-1号が「音が悪い」のです。

ガリもなく
一応は鳴る動作品というのが曲者で
なんとも高域が荒くバックロードの低域は暴れる。


最初に左スピーカー接続を誤って逆相につないでしまっていたので
当然ひどい音で
バックロードだから位相が逆になり低域は出ず
ギスギス高音のアンプだなと印象だった
それでも「冴え」を感じる音でもあった。

根本的な解決にならないトーンコントロールなどを
いじくりまわして何とかだまして聴いていた。

うむ、CA-1000はこんな音じゃない筈と疑問が脳裏で膨張する。

蒼井優と同様に70年代に一目惚れのアンプだったからだ。

昔から試聴してオーディオ機器は買ったことがない
ぱっと見てこれはイケルと思った物ばかりである。

この直感は外れたことは今までなかった。

そうこうしていると9月の初めに
オクにCA-1000整備品というのが出品された

整備内容は

○終段パワートランジスターの特性チェック並びに放熱対策

  • Rchの終段トランジスターが昇天しておりましたのでRLch共にMJ2955、2N3055に新品交換しております。
  • 単品でhfe測定(Ic=200mA)し、手持ちのトランジスタを含めて再ペアリングし低ひずみ化を図っています。
  • 特性チェックのためヒートシンクより取り外しますので、再取り付け時にはシリコーングリスの再塗布又はシリコーンシートを用いて放熱対策を施しています。

○小信号トランジスターの特性チェック

  • 差動増幅、コンプリメンタリーで使用するトランジスターは、同型番品の静特性の揃った手持ちのトランジスターでペアリングし交換しています。
  • 交換の際に使用するトランジスターは、極力同型番品のトランジスター(新品又は特性チェック済みの中古品)に交換しますが、代替品の使用もあります。

○小型電解コンデンサの交換

  • 本品ではパワーアンプ部の小型電解コンデンサは全交換としています。交換の際に使用するコンデンサは、基本的にニチコンのMUSE又はFGを使用しますが部品調達の関係で銘柄の変更もあります。

○RCA入出力端子の研磨・メッキ処理

  • CA-2000,Ca-1000Ⅲ,Ca-X11,CA-R1等の機種のRCA端子ではニッケルメッキ層が薄いのかいずれの個体も緑青が出ており接触不良の原因となっています。
    この錆を除去するために研磨しますが、研磨することでニッケルメッキ層が薄くなり更には下地処理の銅メッキ層、地金の真鍮が露呈します。
    研磨後、暫くの間はピカピカと光っていますが、やがては緑青が発生し元の木阿弥になりますので、防錆処理として再度ニッケルメッキを施しています。当機では更に金メッキを施しています。

○FUNCTION・TAPE・MODEセレクタースイッチの接点クリーニング

  • このセレクタースイッチは、CA-2000,CA-1000Ⅲ,CA-X11,CA-R1等の機種で採用されていますが、いずれの個体も接点部が真っ黒なっているものがほとんどです。これらの酸化物?等を除去せずに接点復活材を吹き付けても接点復活材の効力は十分に発揮できません。これらの酸化物?を除去したのちに防錆処理の意味で接点復活材を塗布しております。
    当機では、非分解でCAIG(接点復活剤)塗布としています。

○レバースイッチの接点クリーニング

  • 上記のセレクタースイッチと同様に、酸化物?を除去したのちに防錆処理の意味で接点復活材を塗布しております。

○背面パネルのスライドスイッチの接点クリーニング

  • 上記のセレクタースイッチと同様に、酸化物?を除去したのちに防錆処理の意味で接点復活材を塗布しております。

○プロテクトリレーの接点クリーニング

  • リレーの接点は少なからずとも溶損状態になっているものが殆んどです。この接点を研磨処理し仕上げています。

○オペレーション切替マイクロスイッチの交換

  • 接触不良のため新品のスイッチに取り替えています。
    当機では、異常がありませんでしたので交換しておりません。

○ボリューム類の接点クリーニング

  • ボリューム類の接点クリーニングは、薬剤洗浄→超音波洗浄→乾燥→接点復活剤塗布の工程で行います。
  • この超音波洗浄は、私にとっては必須工程でありこの工程を取り入れてからはメンテナンス後のガリは殆ど発生していません。
  • 出来ることなら取り外し分解などせずに、サクッと接点復活剤を吹き掛けただけで済ませたいのですが、半年もするとまたガリが発生するのは経験上分かりきっていますのでこの超音波洗浄はガリ除去の必須工程で今後末長くご使用頂けると思います。

○スピーカーセレクターの接点クリーニング

  • 酸化物?を除去したのちに防錆処理の意味で接点復活材を塗布しております。

○パイロットランプのLED化

  • LED化し球切れの心配を払拭しました。

○メインアンプ部のDCオフセット調整、アイドリング調整

  • サービスマニュアルで指定されている調整値で調整しています。
        ・メインアンプ  DCオフセット DC0V ±10mV
        ・メインアンプ アイドリング A級 300mV ±10mV
        ・メインアンプ アイドリング B級  25mV ±2mV

○フロントパネル、ツマミ、及び筐体内外のクリーニング

と上記の内容でこれは悪くないと思って入札したら落札してしまった。
外観は1号より劣るが音が全然違う。

そんなわけでヤマハCA-1000は二台になってしまった。

整備品CA-1000-2号はフィルターもトーンコントロールも使わずに
原田知世がきっちりと聴けるようになった
苦手のサイモン&ガーファンクルも問題なく鳴る
バックロードの暴れも少なく
S/Nが良くなる
ボリウムも目盛り半分くらい下げて1号と同音量になる
要するに大きな音で鳴る。

何故か?
ゆかりさんだけは1号でもそんなに気になる鳴り方ではなかった
最愛聴録音「Beautiful Days」のバックストリングスが少々気になったくらいだった。

整備品CA-1000-2号も完璧な初期性能とは思えないが
40年以上経過したアンプとしてはマトモな個体だろうと思う。

1号は本棚化している商品棚へ移動した
こういう置き方をするとCA-1000の家庭用オーディオとしての美しさがより感じられる。

その後インスタライブなどというのをやってみたくなって
ハービーハンコック ヘッドハンターズ を大音量で二曲 インスタライブをやった。

これが、いけない遊びだった。
元々右のCHPー70はQUAD44+405-2でグレートジャズトリオを大音量再生して
トニーウイリアムズのベースドラム連打でコーン紙にしわが入ってしまったのが
インスタライブでしわが周辺にも広がりダメージがひどくなってしまった。

点検のために久しぶりにユニットをバックロードホーンから外した
コーン紙はいまにもやぶれそうな状態だった。

さて店のアナログプレイヤーヤマハYP-400はどうも最初からトロイ立ち上がりの回転で
しばらくすると伊東ゆかりが全く聴けなくなった
ベルトが伸びているのが原因というのはすぐわかった
ベルトも色々と売っていて悩む
↓は調子の良いYouTubeのYP400
針交換とスピンドルに給油も必要

なぜか以前にAmazonでテクニクス専用とやらのオイルを買った
行方不明だったが再発見したときはオイルが胡麻油みたいな色に変色していた
これはアカンでしょうね。

10月の初めにFacebookで知り合いの凄いオーディオマニアT氏が横須賀から来訪
辛口T氏にお誉めいただいた我がハークネスでありました。
同好の志がお越しになるのはとても嬉しく楽しいひとときでした。

メンテもテキトーな我がオーディオ
MarkAudioのユニットを買って
お正月にはユニット交換と思っていたが
雑用も多く間に合わなかった
もっともユニットの選択も未だに迷っています。

今は
店でAppleMusicまかせで音楽を聴くのが楽しい
ヤマハCA-1000は40年以上恋い焦がれたアンプゆえ
置いてあるだけでも気分が良い
高域がどこまでも伸びて低域がしまり、ピンポイント音像定位で、
要するにS/Nがもうちょっと良くなると
小口径フルレンジの常識越えの音になるだろう
それには店の模様替えが必須と思っています。

ヘッドハンターズを最初に聴いた日

ハービーハンコック「ヘッドハンターズ」を最初に聴いたのは
1975年か1976年、代々木のNARU
最新JBLプロ4550ダブルウーファーフロントロードホーン3ウェイオールホーンシステムの音は想像を絶するスピード感と圧倒的迫力でうなりました。

真冬の寒い日でしたが、店を出たから高揚感から火照った頬に冷たい風が心地良かった。

東京、京都、神戸とジャズ喫茶は100軒以上聴いて回りましたが
高価なシステムでも凄いこれはいい!というのは少ないが
この時のNARUは上位の再生音。
これが耳に焼き付いているのでヘッドハンターズは必ず大音量再生になります。

YAMAHA CA-1000をB級ドライブする

入手した当初はA級15Wでドライブしていた
理由は
STEREO SOUNDのアンプ試聴記で、瀬川冬樹さんが
「スケール感が小さくなるがより繊細な音になる」
という一言です。

ところが、二日前からB級70Wでドライブしている。
驚いたのはMarkAudio CHP-70が今まで聴いたことがないスケール感で鳴る。

ジョニ・ミッチェル
Sex Kills
凄い低音

そして
キースジャレット Tribute
これはジャック・ディジョネットのソロが凄くて一瞬スピーカーが飛んだかと思うような音で鳴った。

瀬川冬樹さんの言葉を言いかえると
「B級ではよりスケール感が増す」と解釈し
スケール感の大きい再生音を楽しんでいます。